子どものとき、親の気持ちを感じることは、私にとっては恐ろしいことであった。何故なら、私を叩く、殴る、虐める人が、私のことをどのように思い・感じているのかを分かってしまうと、もっともっと空恐ろしい・地獄を見てしまうことだったから。
だから、私は親を含めて他人の気持ちを感じる能力は封鎖してしまった。他人のが私に向ける恐ろしい気持を感じることは無くなったが、同時に私に向けられた優しい・温かい心を感じ・受け取ることもなくなってしまっていた。
子ども時代を生き残る為に使った考え方・方策は、大人になっていくときにきちんと点検して、改良・改善していくべきだった。でも、それを自分一人だけで実行するのは難しいことですよね。
読んで頂いて、有難うございました。