くれたけ心理相談室【2017年3月のお題-1】
「カチ」っとスイッチが入った時のこと、教えてください(くれたけ#59)
に、取り組みました。
ずーと、親への怒りと恨み、生きることへの不安、自信の無さ、希死念慮など、生きづらさを抱えて生きて来ました。その解決の為、心理学、精神医学などの本を読み漁りました。それでも、あまり改善されませんでした。
20数年前に、クラウディア・ブラックさんの著書に出会い、その本の中で、アルコホリックの子供たちの特徴として次のことが挙げられていました。
「しゃべるな、信じるな、感じるな」
『あっ、これは俺のことだ。俺のことを分かっている人がこの世に居るんだ。』と思った。
心の中で何かが微かに動いた。
そして、さらに一番大切なこととして、「助けを求めること」と記されていた。
それまで、私は、駄目な自分を人目に晒すことが嫌で、人に助けを求めることは、できませんでした。
でも、その時は、『助かりたい』という思いと、『助かるかも知れない』という希望が初めて湧きました。
そのとき、スイッチが入った。
それが、私が、『回復への道』を歩み始めた、第一歩でした。
有難うございました。