ある女性精神科医の先生の著作の中の「思春期の子どもを持つ親」の為の本に、思春期は、「変えられるものは変える」「変えられないものは折りあい方を考える」という基本的な姿勢を学ぶことも重要課題だ、と書かれていました。
私の場合は、幼児の頃から、完璧な自分になることを目指していたので、変えられるものと変えられないものを見分ける智慧を身につけることが、随分と遅れてしまいました。
この位の生き方の智慧は、大概の大人が持っているのかな? でもないのかな……。
「変えられないものとは折り合いをつける」という考え方もいいな。「これ位分かるべきだ」と相手を追い詰めることも無くなりそうだし、「自分を変えならなければならない」と自分を追い込むことも無くなりそうだし……。
ありがとうございました。