某カウンセリング研究所からのニューズレターが来ました。
その中に、震災の被害地域の支援に出かけたことを振り返る記事がありました。
そこに、被害者の心に寄り添おうとしたときに、カウンセラー自身が自己理解
している深さでしか、他者への共感はできない。寄り添うことの厳しさを教えて
いただき、どこまでいっても見つめなければならないのは、自分の心のありようで
あることに気づいたと記されていました。
確かに、クライエントを共感的に理解しようとしたとき、理解が難しい
ときがあります。そして、お腹で、腑に落ちるように理解できたとき、
何とも言えない充実した時間と空間を体験できることがあります。
自己研鑽とまだ見ぬ自分との邂逅がだいじだなあ、と改めて思いました。
ありがとうございました。