先日、大人のアタッチメント・タイプからタイプ別の人間関係パターンを解説している本を読みました。
その中で、回避型(父も私もこの型と思われる)の人は、距離を取ろうと思った身内の人に対して、離別戦略を用いて、敵としてあつかうことがある、とありました。曰く(私=子として記します)、・子に対する態度が人に言えないほどひどい、・でも周囲の人には優しく・丁寧に接する、・子には正直な気持ちを話さない、・子以外の人に大事なことを相談する、・子を一番けなす。
これって、すべて父の私に対する態度でした、すなわち私は父の敵として扱われていた、と分かりました。ショックでした。敵だったとは思いませんでしたし、多分遺伝子レベルにおいて(無意識的に)、父(親)を頼りにする(依存する)ような気持が働いていると思うので。
でも、これで大きな謎が解けたように思いました。私は、無意識的に父に助けを求めているのに、それが叶えられず、そのことに怒りを覚えましたが、怒りを表現すると生きていけないので怒りを抑圧し潜在意識に沈めてしまいました。その結果、抑圧した怒りが吹き出さないようにするために生きるエネルギーをほとんど費やしてしまうことになってしまいました。
すべての発端は、子を可愛がる能力のない親の許に生まれた私の不運だったのでした。でも、これが、私の永いながい戦争の終わりの始まりとなるような気がしました。
読んでいただいて、有難うございました。